ベトナム発~駐在員ブログ


2009.04.30
布の村

ハノイ近郊には、観光名所の一つのバチャン村(陶芸村)以外にも、シルク村、パール村のように特徴のある村々があります。今回は、その中でも比較的ハノイ市内に近い布の村へ出掛けてみました。

ハノイ中心部から東へ車で40分ほど向かうと布の村といわれているニンヒェップ村に到着します。辺り一面には田んぼが広がり、ここが布の村なのか確信が持てないまま、更に車を進めると埃っぽい狭いあぜ道の両側を囲むようにさまざまな色の布の反物が目に入ってきました。

また少し奥に進むと、ここが市場と言われ、辺りを見回しましたが、目の前には普通のTシャツや衣類の陳列だけです。肝心の布が見当たらず半ば諦めていたところ、所狭しと並ぶ大量の生地の反物が山積みになっているのが見えました。

市場の奥へ奥へと進むと反物だけではなく端切れを専門に取り扱っているお店もありました。通常ベトナムの市場や露店では、入り口付近や人が多い場所よりも人があまり足を運ばない奥の方が比較的値段が安く設定され、また、値段交渉も行いやすいので、こういう場合はまず奥へ向かいます。とは言え、「これ」と思う品を目にしたときは、迷わず値段交渉に入るのが鉄則です。これだけ大量にあると、再び同じ布を見つけるのは至難の業だからです。そして、次は値段交渉。日本の商品管理と違って、商品の汚れやプリントむらはあって当たり前のことなので、ここでは端々まで厳しくチェックする必要があり、油断は禁物です。少しでも汚れなどがあれば、値段交渉の材料にします。値段交渉の場合には、外国人ということで、最初は間違いなく高い金額が提示されます。そのため、売り子が値段交渉に消極的でも諦めず、仕方なく他店へ行くと言ったり他店へ興味を示すふりをしたりと駆け引きが必要です。また、ベトナム語が少し話せるからという理由で割り引いてくれることもあるようです。中国や韓国製の布は、比較的質が良いとされるようです。

今回布の村へ行って、改めてハノイ市内の市場に仕入れてある布が割ときれいに管理されているということを聞き、またハノイ市内でも値段交渉に応じてくれるようで、遠くまで来た割にはあまり値段に差がないようです。

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