会計監査徒然

2008.12.25
金融危機に直面して、企業会計を改めて考える

「百年に一度」の金融危機で世界経済は大混乱の中、いわゆる「時価会計の凍結」議論が熱を帯びています。現在の金融危機をさらに増幅させてしまうとして時価会計をやり玉に挙げる論調を目にすることがありますが、金融機関の不良資産の切り離しや自己資本の積み増しといった本質的な問題から目を背けた議論になっている場合があり、これでは問題のすり替えになっている点は否めません。会計はあくまでも経営の実態を表現する道具に過ぎないのであって、会計によって経営実態を覆い隠したところで、問題の先送りになっているに過ぎないということは言うまでもありません。


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会計監査徒然
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中島 康晴
(なかじま やすはる)

新日本有限責任監査法人
シニアパートナー 公認会計士

監査業務に携わるほか、各方面からの講演依頼が多く、わかりやすい講演と定評がある。

最近の主な講演テーマは、「企業再編の会計実務」「内部統制」「会計を経営に生かす」「企業会計を通しての経営ソリューション」など。

NHK教育テレビ「21世紀ビジネス塾」のコメンテーター、学習院大学経済学部 非常勤講師を務めた。

主要著書:

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